​設計理念

​

建物を設計するときに大切なことは、クライアントとの対話です。

 

一緒にワインを傾けながら、趣味の話をしながら、ゆっくりじっくり頭に描いていきます。

 

音楽を聴きながら、おいしいものを食べながら案を煮詰めていきます。

 

途中足りないものは継ぎ足し、余分なものは削り取りながら案は練られ、段々形になっていきます。

 

こうして創られた家は棲住み手を優しく見守り、やがて美しく古美ていきます。

 

本物は朽ち果てないものです。僕は建築家としてこういう家を創る手助けをしていきたいと思っています。